金網の種類

主な用途
鉱山用、造船用、製粉用、農業用、篩用、理化学用、エクステリア用、自動車用、弱電用など
 織金網は縦線と横線の交差するパターンにより、下記のような織り方があります。用途により線材織目などの選択ができ、篩い別 け、精米、乾燥、防塵などに利用されるほか、デザイン容器、ベンチにも利用されます。
 使用線材としては、亜鉛めっき線、ステンレス線、銅線、黄銅線、アルミ線、樹脂被覆線などがあります。
 平織 [ Plain Weave ]
 縦線と横線が一定の間隔を保ち、一本づつ相互に交わっているもっとも基本的な織り方。
 綾織 [ Twilled Weave ]

 縦線横線を互いに2本づつ乗り越して交わらせた織り方。平織りより太い線で織ることが出来るが、網目が菱形になりがち。網の均整を保つ為に綾目を一定間隔ごとに変える織り方もある。(杉綾織)

 畳織 [ Dutch Weave ]
 平織りの一種で、太い縦線と細い横線とで織り、その横線を互いに相接して並べた丁度畳表の様な織り方。正面 からは空間が見られず斜め方向に小さな楔形の開き目を有する。線径のわりに細かいメッシュが得られる。

主な用途
養鶏用、養兎用、建築用、工業用、漁業用、鉱・砿業用、植栽用、法面 工事用、DIY用、家庭用(各種焼網)、保温保冷用等
 金網の中で最も古い歴史をもつ網で、広く一般 にも親しまれています。線材をねじりより合わせて網目を六角形(亀甲状)にしたもので、作業性が良く、建築現場の危険防止網など、一般 産業用資材に幅広く利用されています。
 使用材料も亜鉛めっき線、ステンレス線、銅線、樹脂被覆線など、各種あります。

クリンプ金網
主な用途
建築用、工業用、鉱業用、各種機械、保護用、装飾用、脱穀機用、コンクリート保護用、倉庫棚、パーテーションなど。
 素線を歯車で均一な波形に加工し、縦線、横線を所定の目合に交互に直角に編んだ網で、目合の組み合わせにより、その用途は非常に多岐にわたります。最近はとくに土木建築の分野での新用途が幅広く開発されています。線材および被覆素材は、菱形金網同様各種材料で製造しています。

ひし形金網
主な用途
一般フェンス、人止柵、防球ネット、養殖用網、落下防止柵、網コンベア、各種かごなど。
色彩
  1. 用途にあった材質の標準色を用意しております。
  2. 特殊色についてはご相談下さい
 網目をひし形に編んだ最も一般的な金網で、エンドレスに広げられるため、フェンス、バックネット、工業・農林水産・畜産用施設、法面 工事のバックアップ用などに広く利用されています。
 使用する線材には亜鉛めっき線のほか、ステンレス線、銅線、アルミ線などがあり、被覆材として亜鉛めっき、アルミクラッド、各種樹脂被覆、着色塗装鉄線などがあります。

溶接金網
主な用途
フェンス、動物舎、バックネット、天井用、緑花用、鉄筋コンクリートパネル、現場打設材など。
 溶接金網は縦、横線を直角に配列して、正方形または長方形網目にし、その交点を特殊な電気抵抗溶接機で溶接して製造されます。 使用材料は鉄線、ステンレス線など。使用目的は道路などのコンクリート構造物亀裂防止用をはじめ、動物用ケージ、フェンス、バックネット、各種間仕切りなど、目合のデザインを生かして幅広く使用されています。溶接後、樹脂コートしたものもあります。

  

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